Characteristics of Ground Reaction Force During Walking in Post-Stroke Patients
| 掲載日 | 2025年11月17日 |
| 発表者 | 内藤 大樹、関口 雄介、本田 啓太、宮城 翠、山口 健、西 俊明、松本 英、中井 柚希、佐々木 祥弘、早坂 淳一、春山 大輝、渡辺 浩司、海老原 覚 |
| 雑誌名等 | Sensors 2025, 25(22), 6940, https://www.mdpi.com/1424-8220/25/22/6940 |
| 概要 | 脳卒中後患者における歩行障害は転倒リスクを高めるが、歩行安定性の制御における床反力変動(GRF変動)の役割は依然として明らかではない。本研究の目的は、脳卒中後患者の歩行中におけるGRF変動の特徴を明らかにすることである。本報告では、16名の脳卒中後患者について歩行中のGRF変動をセンサシューズを用いて測定した。立脚期91〜100%における麻痺側の前後方向(Anterior–Posterior:AP)GRF変動は、脳卒中後患者で有意に低値を示した(p = 0.038)。この区間のAP GRF変動は、バランス機能の評価に用いられるバーグバランススケール得点との相関を示さなかった。さらに、脳卒中患者のうち転倒群では、性別および装具使用の影響を補正した後、麻痺側のAP GRF変動が立脚期11〜20%(p = 0.045)および41〜50%、61〜70%区間(p = 0.045、p = 0.034、p = 0.034)で低値を示した。これらの結果は、麻痺側の前後方向GRF変動が、脳卒中後患者の歩行安定性の維持に関与している可能性を示唆している。 |
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