ナノグラニュラー薄膜のトンネル伝導に基づくゲージ効果と理論考察
掲載日 2025年1月21日
発表者 小林伸聖長谷川唯早坂淳一早稲田嘉夫、内山智元、王誠、高橋三郎、増本博、前川禎通
雑誌名等 電気学会研究会資料(マグネティックス研究会)The Papers of Technical Meeting on "Magnetics"、IEEJapan・MAG-25-008、pp.31-34
概要

弊所で開発されたナノグラニュラー薄膜に関し、その変形に伴うゲージ効果を検討した。その結果、室温において、市販金属ひずみゲージの10倍以上の大きなゲージ率を示すことが明らかとなった。また、-50~100℃の実用温度範囲において、ゲージ率の温度変化は非常に少なく、新たなゲージ材料として有望である。さらにこれらの特性について、ナノグラニュラー構造におけるトンネル伝導のメカニズムから考察した。

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