FeCo-BaFおよびFeCo-SiN系ナノグラニュラー膜の巨大ファラデー効果
掲載日 2021年2月5日
発表者 小林 伸聖池田 賢司荒井 賢一
雑誌名等 電気学会論文誌A(基礎・材料・共通部門誌)、Vol.141 No.2pp.123-127、2021、https://doi.org/10.1541/ieejfms.141.123
概要

巨大ファラデー効果を示すFeCo-BaFおよびFeCo-SiNナノグラニュラー膜について紹介です。
これらの膜は、ナノメートルサイズのFeCo強磁性顆粒がBaF2またはSi3N4マトリックスに分散しているナノコンポジット構造を持っています。FeCo-BaF膜は、結晶化したBaF2マトリックスに起因する優れた光透過性を有し、また、FeCo-SiN膜は、Si3N4マトリックスに値する大きな屈折率を有する。これらの特性は、ナノグラニュラー膜の光学デバイスへの実用化に貢献します。