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研究論文2017年

研究論文2017年
 

ナノグラニュラー透明強磁性体の開発
小林伸聖
応用物理 第87巻 第1号 (2018年) 21-24p
本稿では、我々が開発した透明かつ強磁性を示すナノグラニュラー材料について解説する。ナノグラニュラー材料は、フッ化物などの絶縁体から成るマトリックスにナノメーターサイズのFeCo合金などの磁性金属から成るグラニュールがほぼ均一に分散した微細構造を有し、フッ化物マトリックスに起因する良好な光透過性と同時に、FeCo合金グラニュールに起因する強磁性を併せ持つ。さらに、光通信の波長光に対し、従来材料の約40倍の大きなファラデー効果を示す。
 

機能性ナノグラニュラー薄膜の研究開発の新展開
小林伸聖
まぐね/Magnetics Jpn. Vol.12 No.6  (2017) 292-296p
本稿では、金属-絶縁体ナノグラニュラー薄膜の新規な機能性を紹介する。これらナノグラニュラー薄膜は、ナノメーターサイズの強磁性金属グラニュールが絶縁体セラミックマトリックス中に分散したナノ構造を有し、膜中のグラニュールの密度の変化によって、 スピン依存トンネル効果に起因する磁気抵抗効果(TMR)、磁気誘電効果(TMD)、および従来に無い新しい磁気光学効果などの様々な機能性を発揮する。ナノグラニュラー薄膜は、製造が容易で良好な再現性を有し、耐熱性にも優れており、高感度の磁気センサー(GIGS®)として実用化されている。
 

FeCo-MgFナノグラニュラー薄膜の高周波磁気誘電効果
池田賢司、小林伸聖、藪上信、荒井賢一
電気学会マグネティックス研究会資料, MAG-17-088, pp. 11-16, (2017)
FeCo-MgFナノグラニュラー膜に関し、誘電率の周波数特性と磁界依存性の関係を詳細に解析した。これらの膜は、FeCo組成が30at.%以下の領域においてトンネル型磁気誘電(TMD)効果を発現する。誘電率の周波数特性では、FeCo組成に応じて誘電率の増加と、緩和周波数の高周波化が確認される。これは、FeCo組成の増加と共に膜中のナノグラニュールの数密度が増えることにより、隣接粒子間距離が減少し、粒子間のトンネル伝導の緩和時間が減少することに基づくと考えられる。発表では、TMD効果の周波数について、理論式と実験結果の比較検証を行い、算出された誘電緩和時間τと微細構造の関係について詳細に報告する。
 
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