平成23年7月1日から新たに発足した公益財団法人電磁材料研究所は、自然と調和しつつ健全な人類社会を支える電磁関連材料の重要性を強く認識し、新規で優れた性能を持つ材料の開発とその有効な応用分野の開拓を進め、得られた研究成果を広く一般に公開し、学術および科学技術ならびに産業の振興を通じて次世代社会の発展と幸福に貢献する公益活動を行うことが設立の目的です。
この目的を達成するために、本法人は、次の事業を行います。
(1) 電磁に関連する機能材料およびデバイスの研究開発ならびに試作に関する事業
(2) その他本法人の目的を達成するために必要な事業
ここで、(1)の事業は、公益目的事業として位置付けられるもので、物質・材料が持つ物性・機能を効果的かつ有効に利用した高機能電磁材料を探索し、新たに見出した材料を活用して次世代に必要不可欠な高性能な機能デバイスの開発と実用化に関する研究を行います。とくに次世代社会において重要課題である地球環境の保全、循環型社会の実現、また、人々の「健康」と「福祉」分野の発展に必要不可欠な電気・電子機器を高性能化するため、可能な限り少量の素材を使い、それら素材をナノレベルで複合化して機能の融合および新機能の発現を図った薄膜電磁材料の開発と、これら材料の高機能性を効果的に活用して超小型・軽量化および省電力化を目指した新機能デバイスの設計および試作から製造プロセスの開発に至るまで総合的かつ系統的研究開発事業を実施します。すなわち「小さな機能素子による社会貢献を!」をスローガンとして、省資源のために可能な限り少量の素材を使い、新規で高機能なデバイスを開発し、豊かな未来社会の実現と発展に貢献したいと考えています。
(2)の事業は、本法人の目的を達成するため、公益事業を実施するのに必要な財源の一部に充当するための収益事業で、本法人が所有する知的財産権の供与などの事業です。
本法人は、より豊かな次世代社会の実現を目指し、研究員、技術員をはじめ全職員が一丸となって、本法人の事業を精力的かつ効率的に進めたいと考えています。